フィフィ            1976年Egypt生まれ            趣味:占い、執筆            特技:アフレコ、ナレーション            所属事務所:プラチカ


by fifi2121

☆マシュラビーヤ☆ アラブにおける窓の役割

肌を露にすることで女性の魅力をアピールする社会に対し、アラブの女性は肌をベールで覆い隠す事によって女性の神秘を表現していると言う記事を以前載せましたが、今回はその続編で『マシュラビーヤ』を紹介したいと思います。
 マシュラビーヤとは木の棒を縦横斜めに組み合わせ作った格子窓の事。出窓になっているモノをあり細工がとても美しいことで街の景観を引き立たせている。遮光カーテンのように室内に入る光を和らげてくれている。不思議なのは外から中は見えないが中からは外が見えるとゆうこと。外部からの干渉を避ける事で普段オウチで生活する女性の安全にも役立っている。この考え方はイスラム建築の特徴でもある。カイロなどの都会では集合住宅に住む人が多い。テレビで見たことがあるかもしれないが、窓から紐で吊るしたカゴを下ろしドアマンにおつかいを頼む事も古くからの慣わしである。
 以前記載した女性専用車両もそうだがアラブの社会には至る所に女性専用の空間を見る。この社会システムが女性から危険を遠ざけ女性にとって心地よい環境を作っている。
 女性・男性を区別する事を差別と思う方もいるかもしれないが、性差と言うのは否めない事実である。体の違いがあることで体力の差や、身体的な弱点が出ることは当然なのである。男女平等の社会を目指すなら尚更 その差を埋めなければならない。それは同じ条件に置く事で縮まるモノではないと私は考えている。身体的な能力の差や精神的な差をハンディキャップと捉えてそれを補った上に次のステップとして男女平等の環境を考える事が自然ではないだろうか?
 あるゲームをする時同じ条件でなければハンディキャップを考慮して条件を揃えた上でゲームをはじめるでしょ?まさにそれだと考えているわけです。
 イスラムでは"女性は男性に比べ力の差から危険に晒されることが多いので社会が守る義務がある"と言う考え方を持っています。肌を隠す『ヒジャーブ』や『女性専用車両』、『マシュラビーヤ』は女性にとっても男性にとっても快適な環境を作るタメに考えられた有効的な手段なのかもしれない。
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    マシュラビーヤ↑もちろん開閉可能
(※この様なマシュラビーヤはクラシカルなモノで最近の建物では見る機会が無い)
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by fifi2121 | 2006-05-15 19:09